数年ほど前からBRICsをはじめ新興国市場の株式を組成したファンドが人気です。
しかしながら。こうした新興国ファンドに組成されている銘柄に日本国内から直接
投資することは一部の国を除いて残念ながらできません。
現地の証券会社で取引口座を開設する必要があるのですが、国と地域によって
は遠路はるばる現地に足を運ばなければなりません。
ですので、取引を開始するまでの全ての事象が大きな負担となります。
ちなみに、インドに関してですが、依然として自国の企業や市場を優先して保護
するために海外投資家の直接投資を禁じています。
このため、個人投資家がインドの個別銘柄に対して投資することはできません。
ですので、ADR(米国預託証書)は株を取引する感覚でインド企業に投資すること
ができるのが大きな魅力とされているわけです。
もちろんインドだけでなく日本の企業のADRも取引可能です。
トヨタやソニー、キャノンなど有名な企業のADRが多数取引されています。
ADRの売買についてですが、基本的には外国株式と同じで国内でADRを取り扱って
いる証券会社で取引するのが一般的です。
外国株式やADRに強い国内のネット証券会社の一つに楽天証券があげられます。
同社では米国だけでなく欧州やアジアの株式やADRを取引することができますし、
総合的なサービスも充実してますのでおすすめです。
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