ブラジルのインフレ予想低下へ [外貨投資の基本]


ブラジルのインフレ化が今年後半から来年にかけて沈静化するようです。


ブラジルはインフレに慢性的に苦しめられてきました。このため、政策金利のコントロール
が非常に困難を極めてきたわけですが、ここのところは上手くコントロールしています。


基本的にブラジルは新興国の中でもかなり金利水準が高く、現段階で12.25%で、
年内にもう一度利上げする可能性が高いのだそうです。



「転載開始:ロイター」

『ブラジルの2011・12年インフレ予想が低下=週間中銀調査』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110705-00000310-reu-int

ブラジル中央銀行が4日公表した週間調査によると、調査対象のエコノミストは2011年
と12年のインフレ見通しを下方修正した。


今回の調査では、エコノミストによる2011年のIPCA消費者物価インフレ率予想が前週
の6.16%から6.15%に、12年の予想が5.15%から5.10%に、それぞれ低下した。


ブラジル中銀は年初来4回の利上げで政策金利を150ベーシスポイント(bp)引き上げ
12.25%としているが、エコノミストは少なくとも1回の追加利上げを見込んでおり、
中銀調査では2011年末の政策金利を12.50%と予想した。


2011年の成長率見通しは3.94%とし、前週の3.95%から若干引き下げた。

「転載終了」

ブラジルのレアル建ての外債ファンドが人気のようですが、為替の変動でせっかく高い
利回りが得られても、為替の変動で為替差損が生じるので注意が必要です。


インフレが極端に進むと経済は疲弊しますので、十分注意が必要ですね。

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