ようやくIMFによるギリシャ救済のための追加融資第5弾が承認されました。
承認されるまでかなり時間を要しましたが、これでユーロ圏の金融当局者は、
夏休みは取れそうです。しかし、問題は依然として山積みです。
格付け会社はギリシャがロールオーバーすれば容赦なくデフォルトとなります。
そうならないために、金融当局者は頭を痛めているわけです。
「転載開始:読売新聞」
『IMF、ギリシャへの第5弾金融支援策を承認』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110709-00000251-yom-bus_all
国際通貨基金(IMF)は8日理事会を開き、債務危機に陥っているギリシャ
向けに、約32億ユーロ(約3700億円)の融資を承認したと発表した。
第1次金融支援の第5弾として、欧州連合(EU)とともにまとめた計120億
ユーロの支援策のIMF負担分。
これにより、当面のデフォルト(債務不履行)を回避したことになる。
ただ、厳しい財政運営は続くため、9月までに第2次金融支援策をまとめる予定だ。
ラガルド新専務理事は声明で「持続可能な財政再建が必要で、深刻な政策課題は
残ったままだ」とギリシャに注文を付けた。
「転載終了」
秋口に第2次金融支援策が控えているので、8月にも具体的な解決案を示す必要が
あると思うのですが、一説には今後数年間に10兆円規模の資金がギリシャ救済の
ために投入しないと厳しいだろうと言った声が広がっています。
「PR」
海外投資 外貨投資 資産運用